昔に遭った事故と、今の身体への影響

おはようございます。

 

みなさん、早速ですが事故に遭った事はありますか?

私も一度、後ろから当て逃げされたことがあります。

何十年か前…小さい頃に…と記憶もおぼろげになっているかもしれません。

 

交通事故だけの統計ですが、人生約80年間に事故に遭う可能性は44.1%だそうです。

しかし、ここで私がお尋ねしたい事故というのは交通事故に限らず、

学校の部活動中やご自身の趣味、仕事中の事故も含みます。

 

そんな前のケガ、もう治ったよ。と思われている方。

実際には修復されていても、完全な元通りではない。と覚悟しておいて下さい。

 

中でも影響が出やすく、なお且つ変化が出てしまい安い個所があります。

それは骨盤です。

骨盤と言うのは思っている以上に複雑な骨や関節、筋肉の組み合わせです。

出産時に恥骨周りが広がり、身近な例では体調、体型を崩す~等は聞いた事があるかと。

とはいえ出産時でも恥骨の結合部位が最大で9mm程度の変化であり、

他部位もまるっと動くわけではありません。

 

では事故はどうか?

上で挙げた様な出産時は予め前提とされた拡張であるため、

特に意識をせずに生活をしていても、有る程度自然と元通りになる可能性が高く、

きちんとケア、トレーニングを行えば尚の事、早く楽になります。

 

しかし事故は思いもよらぬ方向から甚大な、予定されていない衝撃がドンっと入る為、

何も違和感を覚えなかった頃に、自然と治る事はまずありません。

特に背骨の受け皿になる、腰骨と称される「腸骨」と、

その腸骨に楔の様に刺さる、背骨の終端に位置する「仙骨」、

繋ぎ目である「仙腸関節」は身体の要であり、デリケートな部位です。

下記に幾つか例を挙げて行きます。

 

①車に乗っていた時に、後ろから追突された。

衝撃の大小もさることながら、追突される時に気付いていたかどうかでも影響の深さが変ります。

本来かかる事がまずない横や背中からの強い衝撃は、

簡単に骨盤の均衡を歪ませてしまいます。

上記の仙腸関節部分は勿論、全ての関節が歪んでいる可能性が高く、

事故に遭った直後は気にならずとも、数週間、数年後、数十年後にも影響が出ます。

レントゲンで骨は折れていなかったから大丈夫。は違います。

レントゲンでは関節や筋肉、神経などの微細な変化を確認することが難しいのです。

明らかに骨がずれて神経を圧迫していたり、関節が飛び出しているヘルニアは目視できますが、

筋、筋肉が伸びた、関節が前よりも数mm違うなどは分かりません。

更に全身を痛めている間というのは、痛みがあるため動く事も減り、

痛みが無くなっても統計的に前よりも運動量が減るとされています。

歩行や運動により、身体の修復機能により自然治癒する機会が減ります。

これらを放置したままだと、じりじりと身体のバランスを破壊します。

 

②スキーやスノーボード、スポーツ中に尻もちをした。

ウィンタースポーツに限らず、バレーやバスケ、テニス、特にスポーツ時でなくとも

尻もちをしたかどうか。は私の院では必ずお尋ねしております。

理由としては、尾骨(仙骨の下部位)は下からの衝撃に弱く、

尾骨自体が負傷する事も有りますが、

仙骨部位が腸骨から抜けてしまいます。

上からの衝撃、飛んだり跳ねたりした時の着地時の圧力は、

腸骨(腰)に仙骨(背骨)が刺さる様な運動になります。

こうした衝撃には人間は強く、むしろ程良い運動による衝撃はプラスに働きます。

逆にお尻、から下から上に押し上げる様な尻もちは抜けてしまう為、

知らず知らずの内に仙腸関節が緩み、歪みが発生します。

 

上記の二例以外にもありますが、人間の身体は簡単に緩み、歪んでしまうのです。

衝撃によってずれて、気付かない、まぁ一時的なものだろうと放置した。

結果片側の足や腕、肩が痛んだり、首なども違和感を覚えたりと。

これらを原因と気付かないまま、蓄積されていった結果が

慢性的な腰痛や肩こりはもちろんのこと、

「脊柱管狭窄症」や「重度のヘルニア」に繋がります。

 

特に事故に関しては怖いので

少しでも違和感を覚えたらきちんと病院と相談して下さいね。


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